荒れた中学生の息子のことで、相談すべきだった相手は?
親の相談相手
問題児を抱える親御さんへ
・非行
・いじめ
・不登校
・ひきこもり
・家庭内暴力
これらの問題を
2千人件以上も
次々に解決した凄い人。
それが伊藤さん!
・誰にも相談できない
・誰に相談しても解決しない
そんな親御さんの救世主と言われる伊藤さん!
太郎の生活が荒れて、私たち夫婦では太郎の生活態度を改めさせることが出来ないと思うようになっていたとき、差し当たって頼れるのは中学校の担任の先生だけでした。
ただ、その担任ですが、父兄からの評判が良いとは言い難い先生でした。太郎の兄弟たちも、その先生をよく知っていましたが「大嫌い」だと言っていました。
父兄から良く思われていない理由として、面倒なことから逃げようとする態度があからさまだったからのようです。そして、兄弟たちが嫌っていた理由は、大人しい生徒に対しては、かなりキツイ怒り方をするらしいのですが、悪いグループの生徒に対しては、全くといっていいほど何も言わないからのようでした。
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私がその担任と初めて会ったのは、太郎が学校に遅刻して登校したときでした。
太郎は、その数日前から家に帰ってきていなかったため、私は家に連れ戻そうと思っていましたので、中学校に連絡をし、もし登校してきたら教えて欲しいと連絡を入れていました。
そして、遅刻をして登校してきたと担任から電話連絡が入ったので、私はスグに中学校へ向かいました。しかし、私が中学校へ行くと太郎はいませんでした。
担任が言うには、太郎に「スグに、お父さんが来るから…」と言ったところ、太郎の顔色が急に変わり、隙を見て逃げ出したということでした。太郎は、妻や先生にはナメた態度を取ったりしていたようですが、私のことはかなり怖がっていましたので…。
そのとき、担任は、私に「申し訳ございませんでした」と言って、深々と頭を下げてくれました。私は、太郎が勝手にやったことですから、担任に頭を下げられて、逆にこちらが申し訳なく感じました。
という訳で、初めて会った担任の印象は、腰の低い人だなという感じでした。
その後、太郎のことで何度か担任と会うようになったのですが、私と話をしているときの担任は、控えめな話し方というよりは、何となく怯えてるようにも感じるほどでした。
しかし、後日連絡をもらう約束をしても放ったらかしにされたり、かなりいい加減な人間だということが少しずつ分かってきました。ただ、こちらは太郎のことで迷惑をかけ続けていましたので、そのようなことをされても、担任に文句を言うようなことはしませんでした。それとこれとは別問題だとは思いましたが…。
ただ、一度だけ、担任にかなりいい加減なことをされたことがあって、そのときだけは、結構キツイ口調で担任と電話で話しをしたことがあります。そのとき担任は、「(校長などと)相談して、すぐに連絡させてもらいます」と言っていたのですが、結局そのことに関する連絡はありませんでした。
私としては、かなり腹が立ったのですが、この担任に何を言っても無駄かな…と感じ始めていましたので、連絡をしてこないことには触れずにいました。すると、担任はそれをいいことに、その後に太郎のことで会ったときなど、何事もなかったかのように私に接していました。ただ、これぐらいの図太さがなければ、うるさい父兄の相手はしてられないのかなとも思ったのですが…。
話は反れてしまいますが、「信用」という言葉を調べると、相手の過去の実績などを元に信じることを指すようです。そして、「信頼」とは信用できる人に頼ることのようです。
ということは、信用できなければ信頼はありえないですし、信用はしても信頼は出来ないということもありえるかと…。
私としては、少しでも太郎を良くするために、担任に色々と相談したいとは思っていました。しかし、それまでのことを考えると、担任を信頼するどころか信用さえ出来なかったので、担任と話をすると言っても、太郎が何時に学校を出たのか…などを確認する程度で、相談などはする気にもなりませんした。
ただ、担任に相談できないとなると、私たち夫婦には他に相談できる人はいませんでした。そして、頼ったのが「子供家庭センター」でした。
太郎を担当して下さったのは、30歳代(?)の女性でした。
その女性は、何度か太郎と会って話をしてくれました。こちらから子供家庭センターへ太郎を連れて行くこともありましたし、その女性が自宅に来て太郎と話しをしてくれることもありました。
その女性は、太郎と話しをして、太郎の考えていることを聞き出したり、現状を確認したりしていたようです。
子供家庭センターの人たちは、問題のある様々な子供と接して、いくつもの成功事例を知っているのだろうと思っていました。そのため、何度も面談をして太郎を理解し、太郎を良い方向に導いていくために、今後どのようにすれば良いのか私たち夫婦にアドバイスをして下さるのだと思っていました。
しかし、太郎を担当して下さった女性は、「太郎君はこのようなことを言っていました」「太郎君とこんな約束をしました」などの報告はして下さるのですが、アドバイスというモノは一切ありませんでした。
結局、「何をどのようにしていくのか」ということを考えるのは私たち夫婦であって、家庭子どもセンターの人は、中学校や警察などと連絡を取って状況確認するだけで、あとは児童養護施設に入所させたいと申し出れば、その手続きなどをしてくれるだけでした。
しかし、家庭子どもセンターの人たちが不真面目だとか、いい加減な対応をしていたということはなく、家庭子どもセンターの職員として、しっかり仕事はして頂いたと思います。
ただ、私は「万引き」「喫煙」「外泊」「遅刻」「早退」「家族のお金を盗む」などを改善させる方法を教えてもらえるモノだと思い込んでいましたので、少しガッカリしてしまったのは正直なところです。全ての子供に通用する完璧な方法など無いのは分かっていましたが、少しくらいのアドバイスはあるかと思っていましたので…。
冷静に考えると、そんないい方法があるのであれば、誰も苦労しないかと…。
しかし、万人に通用する方法はないとしても、その子に合った方法というのはあるだろうと、今でも思っています。私には、それを見付ける能力はなかった訳ですが…。
ただ、いい方法を探し出すことは出来なくても、せめてヒントになるようなモノはないかと思い色々と探し回ったりはしていました。
例えば、下記のようなモノもありました。
この方法を考えた方は、子育てカウンセラーとして公演などをしてるだけでなく、実際に、ご自身でも施設を運営しておられ、その実体験を通して得られた方法を持っておられるようです。
【どんな子供の問題にも当てはまる共通点】
【ひきこもり型の子供の場合】
【非行型の子供の場合】
【家庭内暴力を起こす子供の場合】
【いじめにあっている子供の場合】
問題のある子供といっても、上記のようにタイプは様々です。しかし、この方は、そのような子供たちを改善させてきたそうです。
私がソレを知ったのは、太郎を児童養護施設に入所させたあとでした。入所前に知っていれば、無理をしてでも購入したかも知れません。
太郎の下に弟もいますので、その方法を知っておきたいという気持ちはあるのですが、我が家はあまり金銭的に余裕がないので購入せずにいます。その方法は、どの程度の結果をもたらせてくれるのか定かではありませんが、実際に子供のことで悩んだ親としては、購入してみる価値はあるように思えてなりません…。
それより、太郎を改善させるための的確なアドバイスをくれたのは、中学校の先生でも子供家庭センターの職員でもありません。
それでは、「一体誰なのか?」ということになりますが、結局、そのようなことに対するアドバイスを出来る人は、私のまわりには一人もいませんでした。
中学校の先生や子供家庭センターの職員は、「このような子供は、このようにすればいい」ということは一切言いません。それを言うと責任が発生してしまうからではなく、単に方法が思い付かないからだと思います。
という訳で、最終的には、親が自分で判断して、親が決断するしかありません。
アドバイスの有無に関わらず、それを上記のようなマニュアルに頼るのか、児童養護施設に入所させるのかは、運を天に任せて親が決断するしかないということでしょうね。
ただ、未成年の間は荒れていても、それなりの年齢になれば、太郎も人並みの生活を送るようになってくれるとは思っています。しかし、このまま間違った方向へ進んで成人になってしまうと、それこそ手が付けられなくなるかと…。結局、そこなんですよね。
問題児を抱える親御さんへ
・非行
・いじめ
・不登校
・ひきこもり
・家庭内暴力
これらの問題を
2千人件以上も
次々に解決した凄い人。
それが伊藤さん!
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そんな親御さんの救世主と言われる伊藤さん!
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