児童養護施設 退所後

児童養護施設の退所後

 

全てを知った上で受け入れて下さった!

児童養護施設 中学生

問題児を抱える親御さんへ

 

・非行
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これらの問題を
2千人件以上も
次々に解決した凄い人。

 

それが伊藤さん!

 

・誰にも相談できない
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そんな親御さんの救世主と言われる伊藤さん!

 

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児童養護施設 進学希望

太郎は、児童養護施設にいるとき、中学3年の夏休み前までは進学希望でした。

 

しかし、それは単に進学したいというだけで、勉強など全くせずに中学3年の3学期を迎えました。

 

しかも、欠席や遅刻が多かったため、内申の点数など無いに等しい状態でしたから、どれだけ偏差値が低い高校であっても、進学は無理という状態でした。

 

そのため、受験できる高校などなく、否が応でも就職するしかありませんでした。

 

定時制高校なら入学できたとは思いますが、定時制高校に行くと、間違いなく夜遊びばかりして、せっかく就職できても、スグに辞めてしまうのは目にみえていましたので、定時制高校へは行かせませんでした。

 

という訳で、中学校から就職先を斡旋してもらい、住み込みで働ける社員数が十数人の会社に入社する事になりました。

 

その会社の社長は、太郎が児童養護施設に入所する前の事や、児童養護施設に入所してからの決して褒められない生活態度なども知った上で、雇って下さいました。

 

ちなみに、私たち夫婦が、太郎を児童養護施設に入所させた理由は、「遅刻」「早退」「欠席」「万引き」「無断外泊」などが全く直らず、家にいれば家族のお金を盗むという事をやめなかったため、お手上げ状態になったからです。

 

しかし、太郎を雇って下さった会社の社長は、そのような事も含めて、全てを知った上で、太郎を受け入れて下さったのです。

 

しかも、その社長は、私たち夫婦に「いつか必ず会社を辞めようとして、家に帰ってくる日が来ると思いますが、絶対に受け入れないで下さい。そのような状態になっても、私がしっかり面倒をみますから…」とまで言って下さいました。

 

そこまで言って頂いたので、私たち夫婦は安心しました。

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中学生の頃とは見違えるほどに…

 

児童養護施設 中学校 卒業後

太郎は住み込みで働いていましたので、入社したばかりの頃は、しっかり仕事をしているのか不安でしたが、こちらから電話などをしてしまうと、里心がついてしまうといけないと思い、こちらからは一切連絡をしませんでした。

 

そして、太郎が入社して1ヶ月ほど経った頃、会社の電話を借りて、太郎が電話をしてきました。

 

その電話では、近況報告をしてくれたのですが、その声は、中学生の頃とは違って、非常に生き生きとした感じでした。仕事は大変そうでしたが、充実しているのがヒシヒシと伝わってきました。

 

それで、私たち夫婦は安心したと同時に、会社の社長に対して本当に有りがたく感じました。

 

そのような感じでしたから、太郎が「次の休みの日に家に行きたい」というのでOKしました。

 

そして、太郎が家に来たとき、肩や腕が一回り大きくなっていました。たかだか2ヶ月ほど働いただけで、そんな風になるのですから、相当な力仕事だということは分かりました。

 

太郎は、仕事は大変だけど、みんなと上手くやれているし、これからも頑張れると言っていたので嬉しく感じましたし、中学生の頃を思うと頼もしくさえ感じました。

 

 

幸せは長くは続かない?

 

児童養護施設 就職

正直な所、中学生の頃の太郎を思うと、スグに仕事を辞めてしまうだろうと思っていましたので、いい意味で裏切ってくれたと喜んでいました。

 

そんなある日、5月の終わり頃ですが、深夜0時頃に警察から電話が架かってきました。

 

その電話の内容は概ね下記の通りです。

@社長と口ゲンカをして、荷物をまとめて寮を出た。
A行く所がないので保護士の自宅に行った。
B保護士に泊めて貰えないかと頼んだが断られ、警察へ行きなさいと言われた。
C保護士に言われた通り交番へ行った。
D自宅に帰るのはイヤだったので、警察官に「施設に入所させて欲しい」と頼んだ。

ちなみに、太郎は中学生のとき、児童養護施設の友達とケンカになり殴ったため、相手の親が警察に通報し傷害事件になり、それで家庭裁判所の判断で保護観察処分を受け、二十歳までは、担当の保護士に定期的に生活の状況などを報告義務を負うことになっています。

 

という訳で、警察から我が家に連絡が入ったのですが、「施設に入りたい」と言われても、スグに入所させることは出来ないため、「とりあえず、今日のところは、太郎を自宅に帰らせて欲しい」という旨の事を警察官に言われました。

 

それで、私は了承し、警察官が自宅へ太郎を送ってくれるというので、太郎を待っていました。

 

そして、電話を切って30分ほど経った頃、再度警察官から連絡が入り、太郎がどうしても自宅には帰りたくないと言い張っているため、一時保護施設に急きょ入所させる事にしたと言われました。

 

あと、「明日、家庭子どもセンターから連絡が入ると思うので、その時に今後の事を話し合って欲しい」とも言われました。

 

翌日、家庭子どもセンターから電話があり、「まだ太郎君と話しが出来ていなくて、今日、太郎君と話しをしてみるので、その結果は後ほど連絡する」ということでした。

 

そして、その翌日になって連絡を待っていたのですが、よく考えると、家庭子供センターは土曜日と日曜日が休みなので、連絡は来ないことに気づき、太郎とどのような話をしたのか早く知りたかったのですが、月曜日になるのを待つしかありませんでした。

 

そして、月曜日になり1日中連絡を待っていたのですが、家庭子どもセンターから連絡はありませんでした。

 

そのため、火曜日に私から家庭子どもセンターに連絡をすると、担当者が不在で話を聞くことが出来ませんでした。

 

そして、水曜日になりやっと連絡が入り、下記のような報告を受けました。

@以前、夜遊びをして社長に怒られた。
A再度、夜遊びをして社長に怒られた。
B社長に怒られたため、太郎は会社を辞めると言った。

上記のような感じの報告だったため、私は家庭子どもセンターの担当者に「5月病みたいなモノだと思うので、とにかく退職させない方向で、太郎ともう一度話し合って欲しい」と頼みました。

 

ちなみに、家庭子どもセンターが間に入ると、親であっても家庭子どもセンターの許可がないと子供に合わせて貰えないため、せめて電話で話をさせて欲しい旨も伝えました。

 

そして、翌日になり太郎と電話で話をする事が出来ました。

 

太郎は、「絶対に会社には戻りたくない」の一点張りで、私の言う事を受け入れようとはしませんでした。

 

そのため、ハローワークで仕事を探し、もし就職する事が出来なければ、社長に頭を下げて、戻らせてもらうように頼む事を約束させました。

 

その話をして数時間後に、家庭子どもセンターの担当者から連絡が入り、電話を太郎に代わってもらいました。

 

そして、太郎が言うには、ハローワークで「旅館」「和食レストラン」「とび職」「工場」などの仕事を5つほど見つけたという事でした。

 

それらの仕事は、住み込みで働く事が出来るので、その中のどれかに決めるという事でしたが、私はそう簡単には決まらないだろうと思っていました。

 

ちなみに、一時的に施設に入所しているが、基本的には2ヶ月しかいられないという事でした。

 

ただ、就職先が見つからなければ、延長できる可能性はあるようでした。

 

そして、太郎が会社の寮を飛び出して1ヶ月ほど経って、工場で雇ってもらえる事になりました。

 

仕事が決まるまでに1ヶ月以上も施設にいた訳ですけど、朝から晩まで就活してた訳じゃないと思うので、家庭子どもセンターの担当者に、仕事が決まるまで、太郎は施設で何をしていたのかを聞いた所、DVDを見たりしてノンビリ過ごしていたようでした…。

 

 

再就職できてホッとしたのも束の間…

 

児童養護施設 再就職

再就職して、20日ほど経った頃、家庭子どもセンターの担当者から自宅に電話が入りました。

 

その担当者が言うには、「おととい太郎がいない事は社長は気付いていた。ただ、日曜日だったので遊びに行ってるのだと思っていたらしい。しかし、月曜日になっても戻って来なかったため、家庭子どもセンターに社長が電話をしてきた。いずれにしても、何か事件に巻き込まれていてはいけないので、社長は警察に捜索願いを出すと言ったので了承した。」ということでした。

 

翌日、また家庭子どもセンターの担当者から連絡が入りました。

 

その担当者の話は、下記のような感じでした。

@太郎が戻ってきたので、社長が太郎を車に乗せて家庭子どもセンターに来た。
A太郎は、会社を辞めると言っている。
B辞める理由は、仕事が難しいため。
C次の仕事は、先輩が働いている会社で雇ってもらう話になっている。
Dその先輩が住んでいる所に住まわせてもらう事になっている。
E太郎が辞めると言うのであれば、社長は引き留める気はない。

そして、家庭子どもセンターの担当者は、親と保護士に連絡するように言ったので、後ほど太郎から連絡が入ります…という事でした。

 

数時間後、太郎は先輩の携帯電話を借りて、私の携帯電話に連絡をしてきました。

 

私は、太郎と色々と話をし、次に働く事になっている会社の電話番号や住所なども聞いたのですが、太郎は何も分かっていないようで、スグに調べて連絡をする事を約束して電話を切りました。

 

 

どこまでが本当なのか…

 

児童養護施設 仕事

私は、太郎に会社の電話番号などを確認して、スグに連絡してくるように言っておいたのですが、太郎から連絡が来たのは10日も経ってからした。

 

ちなみに、太郎から連絡が来ないので、太郎が先輩から借りたという携帯電話の番号に何度も連絡をしていたのですが、その先輩は一切出てくれませんでした。

 

で、太郎が言うには、「働くことになっていた会社があったが、そこで働くことが出来なくなった。でも、その会社の社長が、大工の仕事を紹介してくれたので、そこで働くことになった」という事でした。

 

そして、会社の連絡先などを聞いたのですが、まだ確認していないという事でした。

 

しかし、本当に働いているという事だったので信じるしかありませんでした。

 

結局、中学校を卒業して、4ヶ月ほどで3つ目の仕事に就く事になった訳です。

 

この調子だと、どんな仕事をしても長続きしないと思われましたが、それを言っても仕方がないので、親としては何かしてやりたいと思っても見守る事しか出来ません。

 

子供が親離れをしようとしてるのですから、親は心配ばかりせず、もう少し余裕を持って見守ってあげるべきかとも思いましたが、16歳ぐらいの子供ですから、やはり心配せずにはいられません。

 

 

児童養護施設 中学生

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これらの問題を
2千人件以上も
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それが伊藤さん!

 

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