児童養護施設 就職先

中学校に斡旋された就職先

 

施設を強制退所させられる事になっていたので…

 

児童養護施設 卒業 就職

児童養護施設に入所している中学生は、中学3年になると進学か就職を選ぶことになります。

 

これは、普通の中学生でも同じですけど…。

 

ただ、児童養護施設では、進学した場合は、そのあとも児童養護施設に残ることができますが、就職した場合は退所しなければなりません。

 

しかし、太郎の場合は、仮りに進学したとしても、中学校卒業と同時に、強制的に退所させられることになっていました。

 

これは、児童養護施設からの要望で、子供家庭センターを通して、事前に私たち夫婦に伝えられていました。

 

その理由は、下記の通りです。

児童養護施設を強制退所させる理由

 

@ 何度も喫煙をしていたが、一度も認めようとせずシラを切り通した。
A 児童養護施設の同級生を殴り続け、傷害事件として立件された。
B 児童養護施設から脱走し、警察に捜索願いを出した。
C 児童養護施設の職員室に侵入し、職員の財布からお金を盗んだ。
D 職員に反抗的な態度で接し、職員の指示をあまり聞かなかった。

他にも、よく学校をサボっていたなと、色々と理由があったかとは思われますが、主なものは上記の通りです。

 

ただ、太郎は進学する意志が全くなかったため、いずれにしても中学校を卒業した後、児童養護施設を出なければならなかったのですが…。

 

そのため、中学校の担任に就職する意志を伝え、就職先を斡旋してもらうことになりました。

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中学校から斡旋された会社は5社

 

児童養護施設 就職先

太郎は、特にやりたいことがあった訳ではないので、就職先の希望はありませんでした。

 

しかし、太郎が一つだけこだわり続けたことがありました。

 

それは、住み込みで働ける会社に就職したいということでした。

 

太郎に、その理由を聞くと、「家は、何かと制約があるから…」というようなことを言っていました。

 

家に戻っても、住み込みで働ける会社に就職しても、どこに行こうと制約というものはあって当然です。

 

たとえ家族であっても、家庭のルールというものはありますから…。

 

しかし、児童養護施設では、「学校に行きたくないな…」と思ったとき、布団から出ずに寝ていれば、職員から「学校へ行きなさい」と、しつこく言われることはなかったようです。

 

当然、学校へ行くようにと、多少は促されたりはしていたようですが…。

 

そのような感じで、自由気ままな生活を送ることに慣れてしまっていたため、家に戻ると、うるさい親に自由を奪われてしまうような感じに思っていたようです。

 

それで、住み込みさせてくれる会社を希望していたようです。

 

という訳で、太郎は業種や職種の希望は全くなかったのですが、住み込みが条件でしたので、中学校の先生も斡旋できる会社を探すのは大変だったようです。

 

それは、ほとんどの会社は、住み込み可ではないからです。

 

それで、探し出してもらえたのが5社でした。

中学校から斡旋したもらった会社

 

@ 旅館
A レストラン
B 和食レストラン(食堂?)
C とび職
D 工場

ただ、どの会社も近隣ではなく、児童養護施設から車で5時間以上かかるような遠い所(他府県)がほとんどでした。

 

その中で、児童養護施設の近くの会社(工場)がひとつだけあり、そこの社長がしっかり面倒をみるので安心して下さいと言って下さったので、その会社に住み込みで就職することになりました。

社長が言った事

 

@ 私が責任を持って面倒を見るので安心して下さい。
A 太郎君が「自宅に帰りたい」と言っても、それは無視して下さい。
B 里心がつくといけないので、当面は電話などをしないで下さい。
C 1年以内に辞めたくなる時が来ると思われるが、家に戻らせないで下さい。

その社長は、太郎が児童養護施設でどのような状態だったかを分かった上で、そのような事を仰って下さったので、私たち夫婦は、いい会社に就職できて良かったと喜んでいました。

 

あとで、児童養護施設の職員の方から聞いた話しでは、その会社は社員数が数名程度なのですが、中学生時代に悪かった子供を数人働かせているので、太郎を受け入れることは、別に難しいことじゃないと思っていたようです。

 

今の時代、就職するのは簡単じゃないですが、太郎のような子供でも受け入れてくれる会社は存在します。

 

それは、決して大きな会社ではないですし、福利厚生もしっかりしていないかも知れません。

 

もしかすると、ブラック企業に近い部分もあるかも知れません。

 

それでも、太郎のようなダラけた生活をして、イヤなことから逃げ続けていたような子供でも受け入れてくれる会社は探せばあります。

 

という訳で、太郎のようなお子さんをお持ちの親御さんは、諦めずに探せば、その子に合った会社がきっと見つかると思いますので、希望を捨てずにいて欲しいと思います。

 

 

トップページ(息子が児童養護施設に入った理由)

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